4月18日、25日そして5月2日「新しい川崎港周辺の発見ツアー」が行われました。
参加者は「市政だより」の募集記事による多数の応募者の中から
幸運にも当選された各日およそ50名の方々です。
まず川崎駅前からバスに乗り、千鳥町船客待合所へ。
川崎市港湾局の巡視艇「あおぞら」で川崎港を1時間40分ほどクルーズ。
船内では川崎港振興協会の職員から
川崎港の歴史や港湾施設の説明がありました。
次にバスにて東扇島内を移動し、川崎マリエンにて展望室や
サメのはく製「かわジローくん」などを見学しました。
昼食休憩後は、基幹的広域防災拠点として整備がすすむ
東扇島東緑地の見学を行いました。
その後参加者たちは東京電力東扇島火力発電所へ向かいました。
東電社員より火力発電施設の説明を受け、
巨大な発電機などに目を見張った後、今回の目玉、
東電敷地内に自生する絶滅危惧種「キンラン」と「ギンラン」を見学しました。
この希少な花の開花時期に合わせての見学会ということで
はりきって参加されていた方たちも多く、
説明についてくださっていた東電職員の方に熱心に質問をされたり、
写真をいろいろな角度から何枚も撮られていらっしゃる方が多く見られました。
最後は皆さん大変満足した面持ちでバスに乗り込み、帰途につかれていました。

4月29日の昭和の日と翌30日、
「第10回川崎の海の【のり作り祭り】」が開催されました。
のり作り体験を通して、かつて川崎の海で採れていた
「浅草のり」の歴史を多くの市民や子供たちに
学んでもらうことを目的に毎年行われてきました。
主催は「川崎の海の歴史保存会」。また川崎市をはじめ、
県内の多くの団体が後援・協賛団体としてこのイベントを支えています。
開会式には、市・県会議員、衆議院議員の方々、
川崎市からは阿部市長多忙のため砂田副市長、
梅田港湾局長が参加しました。
また午後には松沢神奈川県知事も会場にあらわれ、
少女たちの一輪車ショーや市民たちによる民謡手踊りを
楽しそうに見学していました。
天気は快晴。会場では、郷土資料の展示が行われ、
また数多くの屋台が出店し、やきそばや沖縄そばなどが販売されていました。
大型連休の初日、会場は多くの市民たちでにぎわいました。
来年春には、海の公園が完成し、
水遊びや潮干狩りなどができる川崎の海が蘇ってきます。
魅力ある川崎の港づくりがますます進んでいくことでしょう。
大型連休の初日、「昭和の日」(4月29日)に、
マリエン敷地内で「植樹会」が行われました。
主催は川崎市ロータリークラブ、協力は会場には、ロータリークラブ会員、
砂田川崎副市長、杉山信雄県議会議員の他、飯塚正良、
市川佳子の両市会議員や「海風の森をMAZUつくる会」の原田代表、
そして斉藤川崎港振興協会会長も参加し、
総勢30人を超える人々が集まりました。
花の種類は次の通りです。
【常緑高木】タブノキ、スジダイ、アラカシ、シラカシ。
【常緑亜高木~低木】ヤブツバキ、シロダモ、ヤマモモ、
ユズリハ、ヤブニッケイ、ネズミモチ、カクレミノ。
【常緑低木】トベラ、シャリンバイ、マサキ、ハマヒサカキ、ヒサカキ、ヤツデ。
貿易港のイメージが強い川崎港に
うるおいを与えてくれる空間がまたひとつ増えました。
これから咲く花が楽しみですね。